太鼓紹介

〒496-0875
愛知県津島市下新田町五丁目123番地
TEL(0567)26-2412(代)
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堀田新五郎商店 歴史
堀田新五郎商店 愛知県の西部に位置する津島市は、太鼓が伝統工芸品として知られています。津島市は川による水運で栄えた湊町。上流から美林で名高い木曽谷の良質な材木が運ばれ、太鼓を作る欅材に恵まれました。また、全国的に影響力のあった牛頭天王社(津島神社)への信仰や祭をよりどころに、太鼓は津島だけでなく関係する各地へ数多く納められました。 江戸時代に伊勢屋の屋号で知られた堀田新五郎商店は、明治以降も規模を着実に拡大していきました。明治時代の木版画広告には賑やかな祭りとともに当店の太鼓を紹介していますし、当時の全国商工業リストにも、愛知県の著名な楽器商として名を連ねています。一方、地域の祭礼行事にも大きな足跡を残しました。とりわけ大正4年(1915)に桑名の石採祭車(いしどりさいしゃ)を初めて披露し、津島で石採祭りを始めるきっかけを作ったことは、当店の大きな業績として記録されています。こうした堀田新五郎商店をさらに有名にしたのは、大正末と昭和初期、店の全技術と財産を賭けて製作奉納した真宗高田派本山・専修寺のだ太鼓と皇太子殿下に献上した飾太鼓(かざりだいこ)です。これらは当時「頼まれる名品」として称賛され、広く世間に知れ渡りました。
旧店舗(平成8年12月まで)
エピソード① だ太鼓
大正15年(1926)、三重県津市にある真宗高田派の本山・専修寺では、立教開宗700年記念の大法会(だいほうえ)を開く事になり、法会には皇族や政府の要人も招き大々的な舞楽を行うことを計画。そのため、舞楽の指導は帝室楽師長を招聘し、装束は奈良春日大社より国宝級のものを借受、舞台は京都知恩院より大正天皇由来のものを借り受けます。しかし、舞楽用のだ太鼓だけはどうしても準備することができません。この太鼓は一般に高さ7m以上もある巨大なもので、短期間のうちに都合がつくようなものではありませんでした。この話を聞いて名乗りを上げたのが津島の24代堀田新五郎氏です。氏は自らだ太鼓の寄進を申し出ると、すぐに設計・彫刻・彩色全てを考案します。そして多数の職人とともに昼夜を問わず作業を続け、遂に高さ8.2m、横幅3.6m、太鼓の直径1.9mという巨大で意匠を凝らした舞楽用だ太鼓を完成させたのでした。帝室楽師長以下、法会の関係者はこの出来栄を大いに称賛したといいます。こうして記念舞楽は盛大に執り行うことができ、だ太鼓は長く専修寺の寺宝として大切にされました。
エピソード② 献上太鼓
それから7年後の昭和8年(1933)12月、皇太子殿下(平成の天皇陛下)が誕生されると全国各地は祝賀ムード一色になりました。当時、津島町会議員であった24代堀田新五郎氏も奉祝のため飾太鼓(かざりたいこ)の献上を宮内省へ打診します。太鼓の特産地である津島では、男の子が生まれると元気に育つよう太鼓を贈る習慣があったからです。しかし、当時の宮内省はこうした献上品をほとんど受け付けていませんでした。献上品の由緒や精緻さはもちろん、制作者の家族構成や素行まで徹底的に調査し、少しでも問題があれば拒絶していたからです。昭和10年(1935)3月、宮内省は堀田新五郎商店の太鼓を津島町唯一の献上品として認める通達を出しました。これを受け店主と職人一同はすぐに斎戒沐浴して心身を清め、警察署による厳重な警備体制の中、献上太鼓の製作にかかりました。4月、太鼓が完成すると津島町は町を挙げて盛大な式典を開き、その後店主ら一行を津島駅から「万歳」の大歓声で送り出します。一行は無事東京に到着し、そのまま宮内省へ飾り太鼓を献上しました。津島町ではこれを町の一大栄誉として記録し、太鼓の特産地として大いに宣伝しました。
献上太鼓
起工式
修祓式
奉納者出発
記念誌
堀田新五郎商店は戦後長く苦しい時期を過ごしました。敗戦後の混乱期とそれに続く高度経済成長期、農村は若者の流出によって衰退し、活気にあふれていた祭りも次々と断絶。太鼓の注文は減り続けたのです。そうした中でも先代の25代・26代店主は全国の都道府県の神社仏閣に太鼓を数多く奉納し、新聞にも「ちょっと真似出来ない篤志家」として何度も紹介されました。昭和58年(1983)「伝統的工芸品産業功労者」に選ばれ、平成15年(2003)には「愛知ブランド企業」に認定されました。また、平成18年(2006)には堀田新五郎商店が中心となって「満月の会」を毎月開催。地元の伝統文化や芸術の振興に力を尽くした事が知られています。 現在27代店主が中心となり、津島の特産、そして日本の伝統工芸である太鼓作りに日夜研鑽しています。
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撥の選び方と材質
​撥
素材によってバチの重さも堅さも変わります。ソフトな音を出すには太く軟らかめのバチを、シャープな音を出すには やや細めで硬いバチを使用します。最も軟らかく手に馴染みやすいのはヒノキ(檜)製で、女性や子どもの奏者にもお 勧めです。硬いのはカシ(樫)製で、比較的大きな革の厚い太鼓にてきしています。
素材によってバチの重さも堅さも変わります。ソフトな音を出すには太く軟らかめのバチを、シャープな音を出すには やや細めで硬いバチを使用します。最も軟らかく手に馴染みやすいのはヒノキ(檜)製で、女性や子どもの奏者にもお 勧めです。硬いのはカシ(樫)製で、比較的大きな革の厚い太鼓にてきしています。
撥の選び方と材質
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